【お灸の効果】自宅でお灸をすえる方法も紹介

突然ですが、あなたはお灸を使った治療を受けたことがありますか?
日本人にとってお灸はそれほど身近なものではないので、名前は知っているものの、実際にどのような効果が得られるのか知らない方も多いと思います。

しかしお灸の治療は、私たちの身体に良いことが多い、とてもおすすめできるものです。
この記事では、お灸の治療を受けるメリットや、どういった方におすすめなのかをまとめました。「治療と言っても、ただお灸を体に乗せるだけでしょ?」と思っている方は、固定概念が変わるきっかけになると思うので、ぜひ最後までご一読ください。

1.お灸とは?

お灸とは、モグサと呼ばれるヨモギの葉の裏にある、繊毛を精製したものを、ツボがある皮膚の上に置いて燃やし、その熱による刺激で身体の調子を整えるものです。モグサはヨモギからできているので、火をつけるとほんのりとヨモギの香りが辺りに広がります。

モグサの香りはリラックス効果があると言われているので、癒されたいときは上手に活用しましょう。ヨモギは非常に優秀な薬草で、食物繊維やミネラルが豊富。増血、浄血作用のほか、止血作用もある万能薬です。

お灸は非常に小さいので、「火のついたものを直接皮膚の上においても大丈夫!?熱くないの?」と心配になるかもしれませんが、お灸で火傷をしていたのは昔の話。確かに熱いことは熱いですが、今のお灸は程よい温度で心地よいレベルです。

2.お灸治療で得られる効果

・血行が良くなり免疫力が上がる

身体に熱で刺激を当てることによって、皮膚の下にある血管や筋肉、リンパ節に働きかけ、免疫力が上がります。リンパがつまっていると、身体のありとあらゆる場所に不調が出てしまうのですが、お灸をそえることによって血流を良くし、身体の調子を整えます。特に女性はむくみやすいので、そんなときこそ効果が現れやすいです。

・鎮痛効果がある

モグサには、強力な消毒、殺菌、鎮静、鎮痛作用のある、シオネールという精油成分が含まれています。この成分が、皮膚の上に乗せたモグサから体内へと吸収されるので、痛みを和らげてくれる効果が期待できます。モグサに火をつけると煙が立つのですが、この煙の中にもシオネールは含まれます。

3.お灸の注意点

お灸は、どこに置いてもいいというわけではありません。正しいツボに置く必要があるので、施術前に入念に身体の調子をチェックする必要があります。

実際にお灸をすえたときに熱さを感じた場合、すぐにお灸を外してもらうように伝えましょう。これはお灸を正しい場所に置いていない証拠。すぐに置き場所をかえる必要があります。

「肩が凝っているから、肩にお灸を置けばいい」という単純な考えではなく、身体の中をめぐる「血、水、気」の流れが悪い場所を見極め、血行促進を促す必要があります。その場所が痛いからといって、必ずしもその場所にツボがあるわけではないのです。これらのツボを、的確に見つけることができるのが、国家資格でもある鍼灸師なのです。

4.お灸はどんな人におすすめ?

体調不良が続くとき、薬に頼る方も多いと思います。ですが、薬は副作用の恐れもあるので、できれば避けたいもの。お灸は100%ヨモギから作った自然のものなので、副作用の心配はありません。薬の服用に抵抗がある方にはおすすめです。

5.自分で楽しむお灸

お灸は、ドラックストアなどで手軽に購入できます。一度も体験したことがないのであれば、流れを掴むためにも一度治療院に足を運んでみるのもいいですが、自分でうまくツボを見つけられるようになれば、いつでもセルフお灸を楽しめます。

お灸のツボを見つけるポイントは、手や足をさすってみて、へこみを感じる部分や、押すと軽く痛みを感じる場所、むくみがあるところが挙げられます。このどれかに当てはまったら、お灸のツボだと言えます。正しい場所にお灸を置かなければ、効果が半減してしまうので、どこに置くかの場所の選定は慎重に行いましょう。

正しいツボに置けたかどうかのチェックは簡単で、お灸をすえたときに熱さを感じるかどうか。熱さを感じた場合は間違ったツボで、感じない場合は正しいツボと言えます。熱さを感じないということはつまり、その場所で血行不良を起こし、感覚が鈍っているという証拠です。

6.身体に不調を感じたらお灸がおすすめ

お灸の効果について、お分かりいただけたでしょうか?身体に不調を感じるときは、ついつい薬に頼りがちですが、これからは”お灸”という選択肢も持っておくと良いでしょう。

2017年6月に静岡県沼津市に開院した治療院大石は、「通いやすい治療院」をモットーに、日々患者さんに施術を行なっています。あんまや指圧、電気鍼、美容鍼など様々な方法で、お客さまの美容を追求しています。セット割やペア割など、お得な割引も用意しているので、気になった方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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